【光本氏まとめ】スタートアップ企業が成功するためのコツ
最終更新日 2024年3月21日 by citations
「スタートアップ企業を立ち上げようと現在考えている」
「ビジネスを立ち上げて成功させたい」
「実業家の光本勇介さんは現在何をしているの？」
スタートアップ企業とは新規事業へ取り組み始めた企業を指しますが、全ての企業が成功をおさめているわけではありません。
実際に新しい事業を始めている人、これに向けて準備を始めている人の中には、厳しい現実を知っている人も多いはずです。
新しい事業の取り組む会社が成功する確率は15％と言われていますが、これは5年間で成功できるかどうかの数値だと起業家の光本勇介さんは言います。
10年という期間で見てみると成功している会社の数は6.3%程度になりますし、20年となると0.3%の会社しか生き残っていないとされていることを知っておきましょう。
つまり、多くのスタートアップ企業は創業から5年以内にダメになってしまったり、運良く続いても何十年も続く可能性は低かったりします。
少しでも成功率を高めたり長生きしたりするためには、成功のコツを知っておくべきだと言えるでしょう。
世の中から求められていないものを提供している
まず、ありがちな失敗には世の中から求められていないものを提供していることがあげられます。
自分では画期的なビジネスや革新的なビジネスに感じられたとしても、多くの人から支持されるものでなければ意味がないです。
また、最初は多くの人が注目してくれて人気が一気に上昇したものの、年数が経過するにつれて人気が落ちていくというケースも少なくありません。
世の中から求められていないビジネスを展開してしまうという失敗を防ぐためには、事前調査で多くの人から支持されるビジネスであるかどうか確認しておくことが大事ですし、経営を始めてからも常に変化を取り入れて行くことが大切だと言えます。
成功した1つのビジネスモデルや製品だけでやっていきたいと考えるかもしれませんが、現実的に難しい話です。
同じものは飽きられたり、似たような企業の登場で立場が脅かされたりするため、取り扱う製品やサービスをベースに常に世の中のニーズを反映したものをつくっていく必要があります。
いつでも世間から求められるものであることを意識しておき、これをビジネスの形に落とし込むことができていれば、成功できる可能性が高くなるでしょう。
一緒に働く仲間にこだわる
一緒に働く仲間にこだわることも重要です。
ビジネスを長期的に成功させるためにはチームでのビジネスや経営が有効であるとされていますが、チームであれば誰に参加してもらっても良いわけではありません。
理想とするビジネスモデルに必要な能力や考え方を有している人物であること、協力してビジネスに携われる人物であることが重要です。
スタートアップ企業として経営を開始する前に信頼できる人材を確保しておくケースは多いですが、途中で衝突して辞められてしまうようなケースもあります。
知人や友人であることだけを理由に人材を確保しておくと、一緒に働き始めてから思いもよらぬ問題があることに気づく恐れがあるでしょう。
成功させたいのであれば個人の能力や考え方、志などを評価し、継続的にビジネスパートナーとして協力し合える存在であることを確認した上で一緒に働く相手を決めるべきです。
競合相手を高く評価する
競合相手を高く評価することも成功に欠かせないコツだと言えます。
自分たちが手がけるサービスや製品に自信があることは大事ですが、それを理由にライバルを過小評価することは危険です。
自社の製品やサービスのほうが素晴らしいからと考えていると、どこかで油断や甘えが生じてしまう恐れがあります。
売上や知名度などで勝っていたとしても、いつの間にか追い抜かれることになるかもしれません。
どれほど自信がある事業内容であったとしても、競合相手があらわれた時には相手を過小評価しないように気をつけておき、最悪の事態に備えて立ち回り方や施策を考えておくことが大事だと言えます。
専門家の協力を得る
専門家の協力を得ることも重要です。
スタートアップ企業の中には、何もない状態から事業を始めて資金が少ないという企業もあるでしょう。
別の事業を行っていた会社が別企業をつくるような場合はスムーズに資金調達できることが多いですが、そうでなければ難しいと感じられるはずです。
資金が少ないと専門家の力を借りず、なるべく自分たちの力で経営を行おうと考えてもおかしくありません。
しかし、知識や能力が乏しいことをこなそうとすると、専門家に任せる時より作業に時間がかかったり、ミスをしてしまって本業の時間が奪われたりする恐れがあります。
節約を意識して専門家の力を借りないスタートアップ企業は多いものの、ビジネスに必要な作業に打ち込んだりトラブルを起こさないようにしたりするためには専門家と連携できるようにしておくべきです。
コンサルティングなどを依頼すると素敵なアイデアやアドバイスがもらえ、結果として売上拡大などに繋がる可能性もあります。
まとめ
スタートアップ企業の多くは失敗を経験してしまうだけでなく、そのまま閉業しているので、成功に向けて動けるようにしておくことが大切です。
コツを理解しておき、事業が成功できるようにしておきましょう。
