ソファーを購入するときの選び方

最終更新日 2024年3月21日 by citations

ソファーがもたらしてくれる空間

ソファーを購入すると自宅がこれまで以上にリラックスできる空間になり、仕事や学業で疲れたときに気分転換を図ることが出来るようになります。
身体的な疲れを癒やせるだけでなく精神的にも穏やかな気持ちになることが可能で、購入したことが大正解だったと感じるはずです。
しかし、購入時は自分の目的に合ったサイズやタイプを選ばなければ後悔することにもなりかねません。

まずサイズですが、自宅内のスペースを考慮して余裕を持っておけるサイズを選びましょう。
設置場所にスペースの不安がなくてもその場所にたどり着くまでの経路が狭いと搬入で苦労することがあるため玄関から搬入のシミュレーションをしておくと安心です。

経路で狭い部分がありどうしても運び込めないというときはセパレートタイプを選ぶと分割できるため搬入に苦労することが減ります。
設置場所についても、あまりにもソファーのサイズと同じスペースだと設置するときだけではなく掃除をするときにも不便があるため左右に余裕が持てるスペースに設置することがおすすめです。

一般的に足を伸ばすために前面が空いていることから背面については壁に寄せても問題が無いことが多いです。

座面の高さと奥行きにも注意が必要

また、サイズについては全体の大きさだけでなく座面の高さと奥行きにも注意が必要です。
ソファー本体よりも座面が前に出ていることが多いため座面の奥行きがありすぎると足を曲げた際に膝裏に食い込むという事態が発生してリラックスできません。

また、座面が高すぎても足が床につきにくく不快な姿勢で座ることになってしまうためできる限り店舗で試しに座って座り心地を確認してから購入するようにしましょう。

座ってみるとクッション性なども確認できるためおすすめです。
通販など購入前の試座ができない場合は現在座っている椅子のサイズを測ってどの程度までの大きさであればリラックスした姿勢で座ることが出来るかを計算することが大切です。

サイズを決めるときに悩んでしまう場合は、大は小を兼ねるということで部屋のスペースが許す限り大きいものを買っておけば問題ありません。
たとえば自分一人だけが座るのであれば一人用で良いと考えがちですが、実際は一人で使うとしても座るだけでなく横に寝そべることが少なくないためスペースが許せば二人が形状のタイプを購入するべきです。

自分がその場所で何をしたいか考える

続いて、タイプについても熟慮することが求められます。
自分がその場所で何をしたいかということを考えたうえでタイプを決めましょう。

ものと目的が合っていないとせっかく購入しても持て余してしまうからです。
座って本を読んだり食事をするということが多い場合はロータイプが合っています。

座面が低くなるためテーブルと合わせやすく、またリラックスしすぎることがないので不意に眠ってしまうといっただらしない生活を送らずに済みます。
逆に、完全にリラックスすることを目的として導入する場合はカウチタイプにしましょう。

カウチタイプは椅子部分のほかにベッドがついているようなタイプで、座ることも出来れば寝ることも出来るというハイブリッドな仕様になっています。
完全に休む場所と割り切ってテレビを見たりゲームをするという場合はこれ以上無いほど向いているタイプです。

ワンルームの住宅ならソファベッドがおすすめ

ワンルームの住宅など部屋のスペースに余裕がない場合はソファベッドがおすすめです。
この場合、常に枕や掛け布団が乗っているため通常はベッドとして利用することが非常に多くなりますが、来客時などは枕などを片付けてソファーとして使うことが出来るので大人数でのパーティなどにも対応できるのです。

一方で、部屋の大きさに一定の余裕がある状態で部屋のスペースを有効に使いたいというときはL字タイプが向いています。
コーナータイプと呼ばれることもありその名の通り向きが異なる座面で構成されているタイプで、部屋の角に設置するとスペースを有効に使うことが可能です。

三人掛けタイプや四人掛けタイプなどバリエーションが豊富で部屋のスペースや用途に合わせて自由に選べるほか、カウチタイプも設置場所によってはL字タイプとしてスペースを有効活用できるようになっています。

インテリアとの色合いを考えることも大切

最後に、ソファーは部屋に設置すると大きな存在感があるためほかのインテリアとの色合いを考えることも大切です。

ほかのインテリアと同系色にすると部屋の中で埋もれてしまい視覚的な楽しみがなくなってしまうので、たとえば暖色系のインテリアが多い場合は落ち着いた色のものを選んでみたり、寒色系のインテリアが多い場合は明るい色のものを選ぶと部屋の中で特に強調されてリラックススペースがあるということをはっきりと認識できて心が軽やかになります。

疲れて帰ってきたときに真っ先に飛び込む場所として分かりやすいため心身ともに癒やしを得られるスペースとして大切な場所になることは間違いありません。
ソファーはリラックススペースとして大いに役立ちますが、購入するときはこういったポイントに注意すると自分に合ったものを選ぶことが出来るのです。

 

出典

1.ソファー通販サイト