質屋の現状

最終更新日 2024年3月21日 by citations

最近、皆さんは金の買い取りやリサイクルショップはよく目にすると思います。
金の買い取りやリサイクルショップと同じようなシステムを持っている質屋はあまり見かけなくなってきました。

金の買い取りやリサイクルショップと質屋の違いは、質屋は金やブランド品などを預けてお金を借りるというシステムがあります。
これは、買い取りショップにはないシステムです。

もちろん、質屋も買い取りショップと同じように金やブランド品、AV機器などの買い取りも行なっています。
これだけ買い取りショップが多くなってきている中、同じ買い取りのシステムを持っている質屋が減っていっているのでしょうか?

質屋営業許可件数は平成11年から20年の10年間で約1200件の減少がみられています。
この背景には消費者金融機関などにより、質屋を利用する人が減ってきているためと、買い取りショップやインターネットオークションなどにより、不要なものを現金にかえている人が多くなってきているためだといわれています。

そして、質屋のイメージも影響しているのです。
ドラマや時代劇、映画などでもよく質屋は悪役としてでてきてしまうのと、高齢者に多い意見なのですが、「質屋に入るのが恥ずかしい」というのです。

これは、想像ですが、昔は質屋を利用する人は少し貧しい家庭だという思い込みのせいだと思われます。
しかし、このようなイメージは全くありません。

最近の質屋は明るくて、親切なところも多いと思います。
それに、ここ4年間では、質屋の廃業・取り消しの数より、新規許可数のほうが上回っているのです。

これには、質屋としてのシステムはもちろん、金や貴金属、ブランド品などの買い取りをしてそして、販売するための質屋が多くなってきているからです。

インターネットオークションなどよりも信頼できることが要因の一つだといわれています。
誰でもできるインターネットオークションに比べ質屋は利用する人の大切な品物を預かる仕事ですから身元もしっかりしている人でないと許可がおりないので安心できるのです。

引用:質屋 大阪