主婦がキャッシングをするに当たって注意しておきたいこととは

最終更新日 2024年5月3日 by citations

お金が急に必要になった時、やはりキャッシングを利用するという人も多いでしょう。

最近では消費者金融でも、銀行並みに低金利の会社もありますし、即日で融資を受けられることもあります。

また、一定の期間内であれば、無金利で利用できるものもあり、とりあえず1週間だけお金がほしいというような場合は、返済に金利がかからないというメリットがあります。

もちろんキャッシングを申込むには、本人に収入があることが最低条件になります。

個人のキャッシングは基本的に無担保無保証で、担保も保証人も不要なのですが、その代わり返済の裏付けとなる自分の収入がないと、申込んでも審査に落ちてしまいます。

無職で無収入の場合はもちろんアウトですが、無職であっても不動産収入などがある場合は、お金を借りられることがあります。

主婦がキャッシングをする場合

そのため主婦がキャッシングを申込む場合は、専業であるか、それとも仕事をしているかによって異なります。

まず専業主婦の場合ですが、自身の収入が無いため、自分名義で申込むことができません。

このため、収入のある家族の名義で申込むことになります。

大抵の場合は、配偶者の名義を使って申込むことになります。

もちろん申込みに必要な本人確認、収入証明などの書類も名義人、つまり配偶者のものになります。

また審査では、個人信用情報にブラックが登録されていないかどうかも調べられます。

もし配偶者が、ローンの支払いが3回連続して遅れたとか、あるいは債務整理をしたなどの理由で、ブラックが一定期間ついている場合は、お金を借りることはかなり困難になります。

なぜかといいますと、ブラックがあるということは、期日までの返済が困難であるとみなされるからです。

この点には注意しておきましょう。

債務整理のペナルティは大きい

通常債務整理では5年間ブラックが登録されます。

ただし自己破産の場合は、銀行系の信用情報機関には10年間登録されます。

つまり自己破産をすると、10年間は銀行を利用してお金を借りたり、銀行系のクレジットカードを作ったりすることができません。

それから債務整理の対象となった金融機関は、その後審査に通るのが難しくなることもありますので、その点にも気をつけておきたいところです。

それから専業主婦が、消費者金融を利用してキャッシングをする時には、事前に配偶者の同意が必要になります。

総量規制について

消費者金融は総量規制があり、個人が借入できる限度額が決まっているためです。

ですから、もし配偶者に内緒でお金を借りたい時には、消費者金融でも総量規制の対象外の会社、あるいは銀行を利用するのがお勧めです。

銀行は消費者金融とは違った法律が適用されているため、総量規制がなく、従って限度額もありません。

ただし、もし配偶者が他から何社もお金を借りている場合は、審査に引っ掛かる可能性もあります。

一方専業でなく、仕事をしている主婦の場合は、自分の収入があるので自分名義で申込みができます。

もちろん本人確認や収入証明も、自分のものを準備します。

これですと消費者金融であっても、配偶者に内緒で借りることができます。

もちろん与信枠は、本人の収入に見合った額に設定されます。

また審査の時の個人情報も、本人の情報をチェックされます。

もしこの場合滞納などでブラックがあると、やはり審査に落ちる確率が高くなります。

この様な時は自分名義でなく、やはり配偶者の名義を利用して借入れるのがいいでしょう。

この場合は専業主婦と同じで、配偶者の書類を準備して申込みます。

配偶者の収入や信用情報に問題が無ければ、審査に通ってお金を借りることができます。

配偶者の収入に見合った分を借りられますので、もし仕事をしていても、自分の収入がかなり少ない場合には、始めから配偶者名義で申込むのもいいでしょう。

キャッシングは一度に多くの会社に申し込まないこと

それからキャッシングを申込む時は、決して1度に多くの会社に申込まないようにしましょう。

特に4社以上に申込んだ場合は、返済能力を疑問視されて、すべて落ちてしまう確率が高くなるからです。

これを申込みブラックといいます。

申込ブラックを避けるには、1度に3社まで、それも結果がダメだった場合に、次の会社に申込むようにしましょう。

もし申込みブラックになった時には、半年間待つと前の情報が消え、再びお金を借りられるようになります。

特に専業主婦が配偶者名義で申込んだ場合、申込みブラックになると、配偶者の信用情報にそれが記録されてしまうため、様々な点で支障が出ることもあります。

もちろん、返済が難しくて債務整理をするようになった場合も同じです。

配偶者名義で借りる時は、特にその点を念頭において、ブラックが登録されないこと、きちんと返済することを心がけましょう。

もし返済できないと、契約中のローンなどもすべて解約しなければならないし、クレジットカードも使えなくなってしまうこともあります。

ですから多額のお金を借りる場合は、消費者金融でなく銀行であっても、一度夫婦で話し合ってみるようにしましょう。